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背景

近年は、輸送の後でリサイクルすることができる緩衝材が理想とされてきましたが、それまでは嵩がある発泡スチロールなどが素材とされることが当たり前だったので、その転換は簡単なものではなかったと考えられます。

ブロック状の発泡スチロールよりも、使用後に場所をとらずに廃棄することができるものとして、空気を入れてパンパンにした袋が用いられることも多くなりました。

リサイクルすることが可能な緩衝材として候補に挙がったのは、加工が自由で丈夫なダンボールで、1枚では薄っぺらな形状でも、品物に合わせた形に切り取って組み立てれば、箱の隙間と品物との空洞をきちんと埋めることができ、用が済んだ後は板状に戻してリサイクルすることが叶います。

ダンボールを緩衝材にすることへの普及率を助ける元となったのは、ダンボールを立体的な形に組み上げることが手作業ではなく、コンピューターで容易にデザインできるようになったことです。

コンピューターでは単に展開図だけではなく、品物と梱包する箱の大きさから計算してどの部分をどのように守るかが計算されるのです。

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